TokyoTyrantとTokyoCabinetが必要になったので、自宅のFreeBSDサーバにインストールしましたが、非常に簡単に試すことができました。
ちなみに、以下条件下にてインストールを行いました。
- OSは、FreeBSD7.3-amd64
- アプリケーションのインストールは、FreeBSDのPorts Collectionを利用している
- かつ、Ports Collectionは最新にしておく
今この時点で、tokyocabinet-1.4.41、tokyotyrant-1.1.40 - /usr/ports/ports-mgmt/portupgradeが既にインストールされている
(その中に含まれる、portinstallコマンドを使う)
上記条件にて、root権限で下のコマンドを実行すると、インストールできます。下の方法は、portinstallの一番シンプルな利用方法なので、興味がある場合は、manを確認することがオススメです。
# portinstall /usr/ports/databases/tokyotyrant
また、上のコマンドを実行するだけで、tokyocabinetも自動でインストールされます。tokyotyrantと依存関係にあるためです。
これでインストールが完了したので、次はTokyoTyrantを利用するために必要なttserverデーモンの起動設定を行います。Ports経由でインストールすると、起動スクリプトが/usr/local/etc/rc.d/ttserverとしてインストールされるので、そのスクリプトを有効化するための設定を/etc/rc.confに加えます。
# vi /etc/rc.conf
ttserver_enable=”YES”
その後、ttserverを起動します。
# /usr/local/etc/rc.d/ttserver start
さっくり動作確認をするために、以下ページを参考にしてtelnetで行ってみました。memcachedと互換プロトコルを持っているのでこのあたりは楽ちんです。ただし、ttserverとmemcachedとポート番号が異なるので、そこだけは注意が必要です。ttserverのデフォルトポート番号は1978です。